雪形フォトコンテスト結果発表!

 
今年は雪形ウォッチング大会が北海道で開催されたのもあって、多数のご応募がありました。
そのせいか今回は羊蹄山が多かったのですが、同じ山を対象にしていても、ひとによって全く違うものに見えることがとても顕著でした。
 後日、全投稿作品も公表しますので、そちらも見比べてみてください。

参考サイト >> 国際雪形研究会 URL http://www.yukihaku.net/yukigata

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入賞作品 その他の投稿作品 総評 アドバイス 審査の様子

最優秀賞
最優秀賞 跳ねる巨鯨
コメント・エピソード
 野バラ(ヤブ)を海に見て、巨大な鯨が飛び跳ねているように感じました。
撮影場所
駒ケ岳(鹿部町から西側を見て)2005年4月30日
講評
 頂上近くに頭部が、麓の緩斜面に尻尾があるスケールの大きな雪形である。胸びれと上にしなった尾びれの形は、まさに跳ねる巨鯨である。ニセコや大雪山系は多雪のため、ゴールデンウイーク前後の山肌は全面雪に覆われていて残雪模様の雪形は通常みられない。道南の鹿部町は噴火湾に面し、北海道では温暖で雪が少ない地方なので、4月の末に雪形が表れている。もう数日早ければ、もっと見事な巨鯨に出会えたのではと、つい欲が出る。ネットで噴火湾を検索すると「火山に囲まれた海(有珠山と駒ヶ岳)、道内有数の漁場で鯨も回遊」とある。噴火湾には鯨類を洋上から見るホエールウオッチングもある。(秋田谷審査委員長)
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優秀賞 なまらめんこいコ 利尻っ娘(美人でしょ!)
優秀賞 なまらめんこいコ利 尻っ娘(美人でしょ!)
コメント・エピソード
 最北の利尻から何とか出さなくてはと思い誰もがひと目でわかるものを選んでみました。
撮影場所
姫沼休憩所前より利尻山を臨む(2007年6月4日)
講評
 まず「なまらめんこいコ」という北海道弁に惹かれました。髪をポニーテールにした、鼻の高い美人が利尻富士の山壁にくっきりと現れています。見た瞬間にわかるスッキリとした雪形らしい、雪形です。日本海にフカプカ浮かんで、四季おりおりの景色が楽しめる利尻山に、もう一つ、「雪形美人」の魅力が加わったと思いました。さらに、撮影場所が「姫沼」とありますので、この名前も何だか伝説がありそうです。姫沼伝説?と雪形美人で、新しい伝説ができそうですね。 (原審査員)
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優秀賞 ハトの足にかみついたテンと助けての声を上げるハト
優秀賞 ハトの足にかみついたテンと助けての声を上げるハト
コメント・エピソード
 白金模範牧場の牛たちと十勝連山を撮影するための下見中、十勝岳の斜面をふと見るとおもしろい形の残雪があった。
撮影場所
白金模範牧場方向より十勝岳を臨む(2007年6月20日)
講評
 「斜面をふと見るとおもしろい形の残雪があった」は撮影者のコメントである。雪形探しに出かけても見つからない時もあるし、現地では見つからなかったが後で写真を見て発見することもある。この写真のように別な目的で山を眺めて偶然発見することもある。また、いくら説明を聞いても、どこが、何故そう見えるか理解できない雪形もある。雪形発見は運・不運、偶然、個人の感性によるところが大きく、どこか人生に似ている。私はハトが遊び相手の動物の頭に乗って、愉しそうに踊りながら唄を歌っているようにみえてしようがない。何事も答えは一つではなく、多様な見方があるのは自然なこと、当然なことである。(秋田谷審査委員長)
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優秀賞 ボーイズ・ビー・アンビシャス
優秀賞 ボーイズ・ビー・アンビシャス
コメント・エピソード
 第13回雪形ウォッチング二日目のお昼頃、曇り空の合間から突然羊蹄山の南斜面が姿を現した時の感動は今でも忘れることができません。
 小生にはこの雪形が、演説するクラーク博士と平身低頭して聴いている学生たちの姿に見えました。
撮影場所
羊蹄山青少年の森から羊蹄山南斜面を撮影(2007年5月20日)
講評
 この撮影場所から見る羊蹄山は距離が近く、山肌の凹凸もくっきり見え迫力があります。私も好きな撮影場所です。写真を見て見てしばらくは「?」でしたが、思考も限界に達した頃「ボーイズ・ビー・アンビシャス」と指差す博士と、並んでいる学生たちが浮き上がってきました。桜咲く大地から羊蹄を見上げるとクラーク先生なんていいですね。もしかしたら私が過去にここで撮った写真にも、この姿があるかとワクワク気分。フィルムストックをチェックしたくてたまりません。 (若林審査員)
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審査員賞 悲しい顔
審査員賞 悲しい顔
コメント・エピソード
 この雪形をみたとき、とても悲しそうな顔で目から涙が出ているように見えた。
撮影場所
小樽市手宮緑化公園から毛無山方面(2007年5月6日)
講評
 写真だけを見て、一目でなにに見えるかわかる作品が好みの、「雪形初心者」の私。タイトルと見比べて「うーん」とうなりながら「ここかな?」「この部分がしっぽかな?」と謎解きを楽しむ審査員のみなさん。やわらか頭、感性の鋭さが必要な楽しい審査です。
 ムンクの叫びにも似た、この作品はお気に入りの一つです。日焼けが気になる季節のせいか、今、流行の美白シートパックにも見えるのは私だけでしょうか・・・。 (かとう審査員)
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審査員賞 余市岳に舞い降りた孔雀
審査員賞 余市岳に舞い降りた孔雀
コメント・エピソード
なし
撮影場所
定山渓温泉→豊羽鉱山間 余市岳を望む(2007年6月3日)
講評
 真っ白な残雪の中、きりりとした孔雀の姿からは優雅さと上品さを感じます。「おおっ」と思わず声を上げてしまいました。爽やかな青空の下、山頂付近に孔雀の姿があるのもいいですね。私にはお供するペンギンの姿も見えてきました。新緑を入れたのは雰囲気作りに一役買っていますが、下の電柱は画面から外すか左右どちらかに寄せると良かったかと思います。電柱にとまった孔雀ではやや品位が下がるかもしれません。(若林審査員)
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審査員賞 土方歳三、今羊蹄に甦る
審査員賞 土方歳三、今羊蹄に甦る
コメント・エピソード
 第13回雪形ウォッチングin北海道にて撮影。急にガスが晴れて羊蹄山が姿を現した。喜び勇んで撮影。この黒々とした人物を「南海の王子」と命名していたが、蝦夷地函館戦争にちなみ、土方歳三に改名した。鉢巻をキリッと締め、頬には銃創を負い、雪まみれの姿が浮かび上がります。
撮影場所
羊蹄山青少年の森より羊蹄山南斜面を撮影(2007年5月20日)
講評
 作品は、羊蹄山の稜線より少し下の所にネガタイプで現れた雪形です。私には帽子をかぶった「ペリー提督」のように見えたのですが。国際雪形研究会のメンバーだけあって、北海道の歴史を活かしたネーミングとストーリーだてをされたのに感心いたしました。応募される雪形に、動物、文字などが多いの中でストリー性の高い作品としての希少性と命名者の創造性を評価して選びました。土方歳三は函館で、志なかばで討ち死にしましたが、羊山に「黒い顔」でよみがえったのには、何か理由があったのでしょうか…?というように、疑問や想いがが膨らむ作品だと思います。(原審査員)
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審査員賞 白熊
審査員賞 白熊
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コメント・エピソード
 芦別岳山頂から下山途中に見つけました。やや遠くでしたが腰のしっかりした白熊が首を伸ばしているようでした。
撮影場所
芦別岳新道より針盛山斜面 (2007年6月3日)
講評
 すっきりとした動物の横姿が見られる作品です。審査員からは、「たて髪をなびかせる獅子」、「アリクイ」にも見えるとの声がありました。
 白熊が斜面に現れる北海道の春は、エネルギーにあふれる季節。そんな力強さを感じさせる雪形を来年もまた多くの方に見つけていただきたいと思います。(かとう審査員)
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入賞作品 総評 アドバイス 審査の様子
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