道の駅さらべつは、2022年5月で23周年。オープン当初に発売され、20年以上も愛され続けるロングセラー商品となっているのが道の駅オリジナル商品の『どんぐりのむらポテトチップス』。更別村役場、農協、商工会の職員が集まって作られた『どんぐり推進部会』で村の特産品を使った商品として開発されました。パッケージは、収穫したジャガイモを前に、二人の男性が何やら楽しそうにしているほっこりするイラスト。当時、更別村で収穫されたジャガイモを入れていた箱に描かれていたものを引用したものだそうです。

発売以来変わらぬ味ですが、原材料は、ジャガイモ、植物油、塩のみ。塩分控えめ、噛みしめると素材本来の味が口の中に広がるシンプルさが魅力で、年間約3万個を売り上げる人気商品です。通販の他、関東方面や海外にある北海道のアンテナショップでも販売。近年の健康志向の高まりの中、無添加で美味しい商品を全国や世界へ、まだまだ販路を拡大したいと語ってくれたのは、㈱さらべつ産業振興公社の松永大さん。美味しさの秘密は、「サラダのトッピングに使用している料理店もあり、余計な味がついていないからできる使い方。素朴だからこそ長く愛される味だと思う」と教えてくれました。

南十勝のシンボル、日高山脈の山並みを楽しみながら国道236号をドライブ。まずは、道の駅に移転した中札内村観光協会❶で、地域の見どころをチェックしたら、村一番の景観スポットである道の駅さらべつ❷で、ポテトチップスを購入。日高山脈や田園風景を堪能したら、大樹町民に人気の味の龍月❸でお腹を満たして帰路へ。