昭和2年10月、『自動車も走行できる周遊観光ルート』目指した全長63kmの『永山プラン』を発表した永山在兼氏は、昭和5年までの3年足らずで阿寒湖畔~弟子屈間の阿寒横断道路を開通させた。そして、翌6年には、地元の有志たちが永山所長の功績を讃えて、阿寒横断道路の双岳台に永山峠❷と書いた大きな標柱を立てた。
令和3年6月、シーニックバイウェイ支援センター主催の『人で繋がるシーニックバイウェイプロジェクト』で、永山在兼氏の偉業とともに、永山峠の標柱の存在を再認識したルートメンバーたちは、偉業を後世に伝えるためにも、標柱の再建を目指して活動を始めた。関係機関に理解を得ることや調整が大変だったと話すのは、釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイの桐木茂雄ルート代表。「ただ、終わってみれば、活動の中で永山在兼さんのお孫さんに会えたり、故郷の鹿児島県日置市とつながれたり、タイミングが阿寒摩周国立公園の90周年とも重なったりして、一番いい形になったと思う。やはり縁が大事。ドルじゃない・・・」とこっそり親父ギャグ。
デザインを担当したのは辻谷ルート運営委員長。弟子屈町役場前のモニュメントが、徐々に錆びて味が出てきたのを見て、ヒントを得た。「旧標柱は木製だったので、年月とともに朽ちていったはず。今回は錆止めを塗らない鉄骨製。年月とともに錆が出て、標柱の表情が変わっていくので、その変化も楽しみにしている」とのこと。永山峠、双岳台をルートの大切な場所として、錆びゆく標柱とともに見守っていく。
夜は美しい星空が広がる永山峠
桐木代表(右)と辻谷委員長(左)
昭和初期に建てられた永山峠の標柱(※弟子屈町提供)
住 所 | 釧路市阿寒町阿寒湖畔双岳台 |
営業時間 | 24時間 |
休 日 | なし |
739 446 359*67 |
永山峠阿寒湖側でランチを食べるならエルム。ダンディーなマスターの作る熱々の鉄板に2種類のパスタが載ったハーフがイチオシ!笑顔がステキなママの気遣いにも癒されるステキなお店です。
住 所 | 釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-3-33 |
問合せ | 0154-67-2118 |
営業時間 | 11:30〜食材がなくなり次第終了 |
休 日 | 不定休 |
料 金 | ハーフ900円、ハーフ大盛1,050円、カツハーフ1,150円 |
739 341 705*71 |
永山峠弟子屈側でのランチは安定の両國さん。お蕎麦はもちろん全て美味しいが、飲んだ翌日なら、そばラーメン+ミニ豚丼のセットで決まり!コリコリの親鳥の身がたまらない。
住 所 | 川上郡弟子屈町中央2-9-6 |
問合せ | 015-482-3064 |
営業時間 | 11:00~14:00(そばが無くなり次第終了) |
休 日 | 月曜日(祝日の場合は営業し、翌日休業) |
料 金 | そばラーメン750円、そばラーメン+ミニ豚丼1,200円、かしわそば850円 |
462 820 797*10 |
平成23年度に始まったスタンプラリーも15年目を迎えました。COVID-19を超え、知床ねむろ北太平洋シーニックバイウェイとも連携し、シーニックカフェの数も着々と増加して、今年はカフェが17店舗。釧路根室管内の道の駅7箇所と美幌峠の道の駅、釧路空港や中標津空港と連携して開催中です。